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種類: Journal Article
タイトル: 看護学導入時期の学習上の困難の軽減をはかった教材の有用性
タイトル別表記: The Usefulness of‘ How to Learn’ Teaching Materials for Reducing New Nursing Students’ Learning-related Difficulties 
著者: 伊東, 美奈子
大久保, 暢子
佐竹, 澄子
佐居, 由美
大橋, 久美子
蜂ヶ崎, 令子
菱沼, 典子
キーワード: 看護学導入時期
看護学生
困難
教材
看護教育
掲載誌: 聖路加看護学会誌
巻: 15
号: 2
開始ページ: 9
終了ページ: 15
発行年月日: 2011年7月29日
出版者: 聖路加看護学会
抄録: 看護学導入時期の学生の学習上の困難に対応するために作成した教材の有用性を検討することを目的に, 新たに入学してきた学生にこの教材を用い,1年終了時に大学生活における困難の調査を行った。看護学 生3人から6人で構成される計3グループ15名に対し,フォーカスグループインタビューを行い,インタ ビューデータを質的に分析した。 その結果,科目の位置づけの認識に関連する困難として《各科目の位置づけや関連性がわかった》《科目 の位置づけの認識不足》,グループワークという学習形態に関連する困難として《『グループワークの進め方』 が役に立った》《『グループワークの進め方』通りにいかない》《グループワークは負担》,レポートに関連す る困難として《『レポートの書き方』が役に立った》《『レポートの書き方』に縛られて書きづらい》《考察が 書けない》がそれぞれ抽出された。 科目の位置づけや科目間の関連性を図で示した教材を用いることにより,それらに対する学生の理解や認 識が促された。また,『グループワークの進め方』や『レポートの書き方』のマニュアルを提示することに より,グループワークという学習形態への不慣れやレポートの書き方がわからないといった,方法論がわか らないために生じていた困難は抽出されず,マニュアルの存在によって課題にスムーズに取り組めたことを 示すデータが得られた。よって,これら教材が困難軽減に有用であったことが示された。 今後の課題として,基礎看護学以外の科目担当者との連携や,マニュアルで対応できない問題が生じた際 に,学生自らが主体的に問題解決に取り組めるよう,教員が働きかけていく必要性が挙げられた。
抄録別表記: Summary : Previous research indicated that nursing students, in the introductory period of their nursing studies, faced learning related difficulties, specifically :“insufficient understanding of course priorities”;“confusion related to inexperienced learning style for group discussion” and“ no skills for writing a report”. To reduce their difficulties, the fundamental nursing faculty gave them a detailed explanation of :(1)the purpose of each class and the relationship among classes using concept map ;(2)how to manage a group discussion and(3)how to write a report, both of which were in manual format. The aim of this research was identify the students’ usefulness of these teaching materials. Focus group interviews were conducted ; groups consisted of nursing college students who had used these teaching materials. They were interviewed about difficulties in their first year at college and the collected data were analyzed by creating categories. The result showed that using a concept map encouraged understanding of course priorities. Also, manuals were useful learning materials as a resource for conducting group discussion and report writing. Educators need to encourage students to become independent problem solvers and to become independent of the manual once they can apply the concepts.
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本文の種類: Publisher
引用情報: 聖路加看護学会誌
リンクURL: http://hdl.handle.net/10285/7594
出現コレクション:4.総説・論説・報告・資料
15巻2号
4.総説・論説・報告・資料
4.総説・論説・報告・資料
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