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NII Resource type: Departmental Bulletin Paper
Title: 訪問看護ステーションにおける効果的な訪問看護実習のあり方の検討
Other Titles: Clinical Nursing Practice Program at Advanced Home Visit Nursing Station and Its Evaluation.
Authors: 川越, 博美
長江, 弘子
錦戸, 典子
成木, 弘子
久代, 和加子
成瀬, 和子
Keywords: 業務効率
実習内容
実習評価
訪問看護ステーション
訪問看護実習
clinical nursing practice
home visit station
program
practice evalurion
time efficiency
Shimei: 聖路加看護大学紀要
Issue: 25
Start page: 25
End page: 40
Issue Date: 1-Mar-1999
ISSN: 02892863
Abstract:  訪問看護活動及び実習生の受け入れに関して実績のある9ヶ所の訪問看護ステーションを対象として、訪問看護実習の受け入れ状況の実態調査及びその適切性の評価を実施した。調査項目は、訪問看護実習の位置づけや実際の実習内容、各々の内容毎に実習担当者の費やす業務時間、及び実習内容の適切性に関する実習担当者の評価などである。訪問看護実習は、1日、2日間、3日間、及び4日間という日数で実施されており、結果はそれぞれの実習日数別に集計した。同時に、実習を受けた学生にも質問紙調査を実施して、その実習効果を検討した。 実習の位置づけは、教育機関により異なり、多い順に、老人看護学、成人看護学、地域看護学の各実習として位置づけられていた。受け入れ学生数は1実習あたり平均2.3名で、実習内容としてはオリエンテーション、同行訪問、カンファレンスが中心となっていた。実習担当者が費やす業務時間を、実習日数別に比較すると、2日以上の実習の場合は実習期間中の業務が全業務時間の8~9割を占め、事前業務と事後業務は各々1割以下なのに対し、1日実習では実習当日の業務が約6割、事前と事後が各々約2割と、異なった分布を示した。同行訪問は、2日以上の実習で何れも全業務時間の6割前後を占め、実業務時間は、実習日数の増加とほぼ比例して増加した。一方、事前の打ち合わせやオリエンテーション、実習評価などの項目は、実習日数に殆ど影響されなかった。業務時間からみた費用効率は、3日実習が最も高く、次いで4日実習、2日実習、1日実習の順であった。 学生による実習内容の適切性の評価では、実習日数が何れの場合も、実習内容として「オリエンテーション」、「同行訪問」、「カンファレンス」の適切性が高かった。実習担当者による評価も同様であった。実習日数では、3日実習及び4日実習の評価が、どの項目でも比較的安定していた。この傾向は、実習目標の達成度も同様であった。 以上の結果から、訪問看護ステーションで行う訪問看護実習はステーションの業務効率や学生・実習担当者の評価の両面から見て、3~4日間が適切であることが示唆され、実習内容や目標に関して、一定のモデルを提示することができた。
Abstract-Alternative: Clinical nursing practice(CNP)programs for students on home visit nursing care were investigated at 9 visit nursing stations(VNS), which were regarded as 'advanced'as for their quality of nursing activities and of CNP for students.The contents of the actual CNP programs which was performed at the 9 VNS, as wellas their evaluations by both of students and preceptor at VNS, were surveyed.The CNP program was performed in one-day, two days, three days, or four days course.Results were shown by the four courses of the CNP programs. The CNP programs at VNS were included in several different subjects for nursing curriculum in eacheducational institute, such as elderly nursing, adult nursing, or community health nursing.Mean students number in one group of the CNP courses, which were surveyed, was 3.4.The main contents of the CNP programs were orientation, visiting clients, and conference.The distribution of working time of VNS staffs in one-day course was quite different from two-days course or more.The time for visiting clients was increased with increasing the duration of the CNP, while time for pre-meeting, orientation, and evaluation for the program were rather independent with the duration of the CNP.The time-efficiency was highest in three-days course, followed by four-days and two-days courses, and the lowest was one-day course. Among the content of the CNP programs, orientation, visiting clients, and conference were regarded as appropriate, by both of students and preceptors at VNS.As for the duration of the CNP, three-days course and four-days course had stable evaluation for appropriateness of the programs, as well as the achievement of them. These results indicated that the CNP at VNS is appropriate to be performed in three-days or four-days course.The model programs and the goals for CNP at VNS are also suggested.
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URI: http://hdl.handle.net/10285/360
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