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国際看護コラボレーション実践開発 : [3]

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国際看護コラボレーター養成プログラムの開発研究

 このプロジェクトの目的は、看護・助産に関わる人材の育成と開発途上国の看護・助産の人材育成に協力することを通して、世界の「全ての人々への健康」増進に貢献できる国際コラボレーションモデルを開発することです。現在は、ミャンマー、アフガンスタン、ケニアでの看護師や助産師の育成のための活動を行っています。ミャンマーでは、女性ヘルスワーカーの育成に協力し、ケニアでは看護師の大学院修士課程(地域看護学)のカリキュラムについての活動を行っており、ケニアの地域看護学分野に関係する看護師にインタビューを行いました。アフガニスタンでは国の保健・医療体制の復興の一貫である大学における看護師育成教育に協力しています。また、学外の二つのチーム(フィジー、アフガニスタン)とも協力し、開発途上国の人々が健康改善することを目指し、看護師・助産師のための育成・教育プログラムの作成に取り組んでいます
  この研究は、コラボレーション実践開発基盤を形成するために平成14年度から始まっている国際医療協力研究委託費研究、開発途上国における技術移転教育プログラムの開発に関する研究を国際医療センターおよび国立看護大学校との協働で進めており、本研究(コラボレーター養成プログラムの開発研究)は、その一画をなしている。
  研究の目的は開発途上国での技術移転の過程で生じる諸問題、その背景となる状況の共通点および相違点を明らかにし、広く海外の国際コラボレーターの経験とも照らし、効果的な看護技術移転活動を可能にする、卒前から卒後レベルまでの系統的な人材プログラムを開発しようとするものである。特に聖路加看護大学は大学院を備えた研究施設として、日本の国際看護コラボレーターに要求される能力を分析し、コラボレーション・モデルを構築し、これからの大学院修士レベルでの国際看護コラボレーター養成プログラムの開発に注力している。
プロジェクト形成の経緯とコア理念
  本研究は、厚生労働省医療技術評価総合研究事業委託(平成10年~12年)による、「プライマリ・ヘルス」に基づく、高齢・都市型看護実践モデル開発研究から発展したものである。当該研究からは、高齢化の進んだ今日の日本では、プライマリ・ヘルス・ケア(PHC)の原則のなかでも特に、住民全体の、住民への広く健康に関する教育とチームアプローチで、土地の文化に許容され、既存の資源を活用し、住民の容易なアクセスが重要であることがわかった。また、日本の公衆衛生看護活動の歴史的文献および関連6カ国の看護モデルとの比較・分析を行った結果、看護モデルは健康問題および社会開発状況とともに変化し、高齢少子社会の日本では、他の多くの国と同様に、住民へのサービス提供のほか、医療・保健・介護チームの調整、行政とのパイプラインの役割など、分化した役割を組み入れた看護実践モデルが必要であり、そのモデルを提案するに至った。本看護実践モデルの中核的な能力は、ケア提供とともに、クライエントあるいはその家族との協働(コラボレーション)、医療・保健・介護チーム内外での調整力(コーディネーション)が鍵となることが明らかになった。本研究の成果は、学部・大学院教育内容および方法に反映させ、国際医療貢献に携わることができる修士レベルの国際看護専門看護師養成プログラムの開発研究へとつながっている。

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タイトル
開発途上国における看護コラボレーターが認識する活動上の問題と課題
水野, 恵里子; 大迫, 哲也; 平林, 優子; 酒井, 昌子; 有森, 直子; 田代, 順子; 菱沼, 典子
聖路加看護学会誌. 7 (2) :36-36 (2003-09)
「開発途上国における看護技術移転教育プログラムの開発に関する研究」:国際ワークショップ報告
梶井, 文子; 山崎, 好美; 田代, 順子; 堀内, 成子; 平林, 優子; 酒井, 昌子; 菱沼, 典子; 江藤, 宏美; 佐居, 由美; 荒井, 蝶子; 平野, かよ子; 吉野, 八重; 稲岡, 光子; 平賀, 恵子; 山田, 巧; 有森, 直子
聖路加看護大学紀要. (31) :17-25 (2005-03-01)
開発途上国における看護職人材育成トレーニングの現状調査
橋本, 千代子; 市橋, 富子; 本田, 五月; 金居, 久美子; 中馬, 潤子; 小西, 香子; 藤田, 実香
日本熱帯医学会雑誌. 31 (増刊(国際保健医18増)) :198 (2003-10)

 

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