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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10285/13475

NII Resource type: Research Paper
Title: 特発性肺線維症をもつ人々の病いと共に生きる体験
Other Titles: Experiences of Living with the Illness of People with Idiopathic Pulmonary Fibrosis
Authors: 猪飼, やす子
Keywords: 体験
特発性肺線維症
看護
生きる意味
質的研究
experience
Idiopathic Pulmonary Fibrosis
nursing
meaning of life
qualitative study
Shimei: 聖路加看護学会誌
Volume: 23
Issue: 1
Start page: 11
End page: 17
Issue Date: Jul-2019
Publisher: 聖路加看護学会
ISSN: 13441922
Abstract: 目的:本研究の目的は,特発性肺線維症をもつ人々の病いと共に生きる体験を記述することである.  方法:1.対象:研究協力の得られた3医療機関に通院中の診断から6か月以上経過した安定期にある65 歳以上で,ボルグスケールまたは修正MRC(modified Medical Research Council dyspnea scale)スコア1 以上の30分程度会話が可能な者とした.2.方法:インタビューガイドを作成し,気持ちや生活行動の変化 と適応,人生の意味や目的について半構造化面接を30分程度で実施した.3.分析:逐語録を作成し,継続 比較分析による内容分析を実施した.  結果:1.研究参加者の概要:研究参加者は10人(男性8人),平均年齢74.0(±7.6)歳,在宅酸素療法 は,2人に導入していた.2.インタビューの内容分析の結果:5カテゴリー,20サブカテゴリー,174コー ドが抽出された.特発性肺線維症をもつ人々の病いと共に生きる体験は,咳嗽,呼吸困難感の身体的症状や, 自立した生活を喪失するという【逃れられない心身への苦痛】を抱え,治療薬である抗線維化薬の内服の意 思決定を必要とし,【副作用に悩まされる抗線維化薬】ながらも自己管理を行い,医師からの予後や急性増悪 の説明により,時間と命には限りがあることを認識し,【死を認識して見つめる限りある生】を深め,【でき ることを模索し続ける生活】により制限のある生活に適応し,いまを大切に生きているという【苦しみを支 える生きられた人生】を生きる体験であった.  結論:特発性肺線維症をもつ人々の病いと共に生きる体験は,逃れられない心身への苦痛を抱え,唯一の 治療薬である抗線維化薬の副作用に悩まされながら,死や限りある時間を認識しながら生きるようになり, いままでの生きられた人生の体験によりもたらされる支えにより,安定した気持ちを保ちつつ生活上の問題 に対処し,できることを模索し続けて生きていた.特発性肺線維症をもつ人々には,人生の意味への看護援 助が病いと共に生きることに貢献する可能性が示唆された.
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URI: http://hdl.handle.net/10285/13475
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