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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10285/12838

Title: 乳がん患者と医療従事者とのコミュニケーションの構造
Other Titles: The Structure of Communication between Breast Cancer Patients and Medical Professionals
Authors: 飯岡, 由紀子
Keywords: コミュニケーション
フォーカス・グループインタビュー
乳がん患者
質的研究
communication
focus—group interview
breast cancer patient
qualitative research
Shimei: 聖路加看護学会誌
Volume: 19
Issue: 2
Start page: 13
End page: 20
Issue Date: Jan-2016
Publisher: 聖路加看護学会
ISSN: 13441922
Abstract: 目的:本研究は,乳がん患者が乳がん診断時から病と共に生きていく過程における乳がん患者と医療従事者とのコミュニケーションの様相を明らかにすることを目的とした.  方法:質的帰納的因子探索型研究デザインを用いた.対象者は「乳がん体験者のためのサポートプログラム」の学習会開催時に公募し,診断後半年以上経過し研究協力同意の得られた7人であった.2時間のフォーカス・グループインタビューを2回行い,逐語録をデータとした.カテゴリーを抽出し,カテゴリー間相互の関係性を踏まえて構造化した.質的研究者のスーパーバイズを得ながら分析した.本研究は研究倫理審査委員会の承認を得て行った.  結果:データからは416のコードが抽出され,最終的に9つの大カテゴリーとなった.乳がん患者は【気持ちを整理できない】状況ではあるが,確かな情報を取捨選択して知識を備えて医療従事者とのコミュニケーションに活用する努力【知識として備えて活用する】をしていた.【思いを伝え合う努力をする】と【自分に合うように対応してくれる】では,乳がん患者と医療従事者との柔軟な相互作用があった.この柔軟な相互作用は【納得して受け入れる】に影響していた.納得することには,見通しがもてるような【方向性を示してもらう】ことと,気持ちを切り替えたり心を強くしたりする【気持ちを支えられる】が影響していた.柔軟な相互作用には,関心を示してもらえないなどの【軽くあしらわれる】ことや【コミュニケーションが重視されない】という医療環境が影響していた.コアカテゴリーは『患者と医療従事者の柔軟な相互作用により納得できる』と命名した.  結論:結果より,乳がん患者と医療従事者との効果的なコミュニケーションには,文脈を踏まえた柔軟な相互作用を伴うことが重要であると示唆された.
URI: http://hdl.handle.net/10285/12838
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