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種類: Thesis or Dissertation
タイトル: がん体験者の長期的な適応に関する研究:折り合いをつける力と関連要因の分析
タイトル別表記: Long-term Adaptation of Adult Cancer Survivors : An Analysis in Relationships Between Mastery and Related Factors.
著者: 藤田, 佐和
著者名ヨミ: フジタ, サワ
指導教官: 小松, 浩子
キーワード: 長期的な適応
がん体験者
折り合いをつける力
ストレス
主観的健康
survivorship
調査法・尺度: 日本語版がん体験者の折り合いをつける力の尺度
日本語版がん会見者のストレス尺度
MOS short form 36 日本版 (MOS S-F36)
発行年月日: 2001年9月25日
抄録: 論文要旨 研究の背景  がん医療の進歩により、長期に生存しているがん体験者は着実に増加してきた。がん体験者は、がん治療を乗り越えても、身体的な問題だけでなく、再発の恐れや不安、雇用の問題など心理社会的問題をも抱えたまま、ストレスを振り払えない人生を歩んでいる人が少なくない。しかし、医療者との接点が少なくなった治療終了後のがん体験者の実態は明らかにされていない。Survivorshipの考えを基にすると、がん体験者は、ストレス状態にありながらもがんと共に生きる生活に歩み寄るために自己と環境との関係を再調整して自らの適応を支えていく力としての折り合いをつける力を獲得していくと考えられる。そこで、この折り合いをつける力に着眼して、がん体験者の長期的な適応状態を探索するために、記述的相関的研究を行った。 研究の目的  本研究では、がん体験者の長期的な適応を、がんの体験や様々な要因ならびにストレス状態の影響を受けながら自己と環境との関係を再調整し、生涯にわたりがんと共に生活することと捉えた。本研究の目的は、がん治療の終了したがん体験者の長期的な適応を探索するために、がんと共に生活することの結果、すなわちがん体験者の適応を支えていく力としての折り合いをつける力と現在の適応状態としての主観的健康およびそれらに関係する要因を明らかにすることである。 研究の基盤となる枠組み  Cancer survivorshipの概念 (Mullanら,1990) ならびに実存主義とストレス理論を背景とするYounger (1991) のTheory of Masteryを基盤にして、研究者が構築した【折り合いをつける力】の概念を中心にすえて、主観的健康とストレス状態の概念、がんの体験や個人の特性などの関連要因を含むがん体験者の長期的な適応状態の概念枠組みを作成した。 研究方法  1. 対象者  対象者は、がんを診断・告知され入院治療 (手術・化学・放射線療法のひとつ以上) 後、退院して3ヶ月以上経過した外来通院者で、現在再発していない20歳以上の者のうち、研究参加への同意の得られた652名である。  2. 測定用具と測定方法  【折り合いをつける力】とストレス状態は、研究者が、Younger (1993) の開発した信頼性と妥当性が検証されているMastery of Stress Instrumentを基に、がん体験者用に開発 (予備研究1) した日本語版がん体験者の折り合いをつける力 (〔確かさ〕〔変更〕〔受け入れ〕〔拡がり〕の下位尺度で構成される60項目) の尺度とストレス尺度 (29項目) を用いて測定した。日本語版の信頼性は、Cronbach'sα係数と項目一尺度間相関を算出し、妥当性に関しては内容妥当性、構成概念妥当性、表面妥当性を検討した (予備研究2)。  主権的健康は、健康状態を9つの下位尺度で評価する信頼性と妥当性が検証されているMedical Outcomes Study (MOS) S-F36の日本語版 (福原による翻駅, 1998) を用いた。  がんの体験と個人の特性ついては、既存の文献を基に研究者が作成した尺度を用いた。  3. データ収集  データ収集は、がん専門病院およびそれに準ずる一般総合病院に研究への協力を依頼し、承諾の得られた5施設の外来部門で行った。質問紙は、倫理的配慮をし、対象となるがん体験者に直接配布し、無記名による郵送法で回収した。  4. データ分析  分析は、SPSS統計パッケージを用いて、記述統計、分布の吟味、折り合いをつける力とストレス尺度の信頼性・妥当性の検討を行った後、がん体験者の長期的な適応状態の概念枠組みに基づき、概念間の関係や関係する要因こついて相関分析、平均値の差の検定、一元配置分散分析、重回帰分析などの統計的手法を用いて探った。 結果  質問紙を配布した652名のうち511名から返送 (78.4%) があり、このうちすべての尺度に75%以上の回答があったものを有効回答とし、477名 (73.2%) のデータを分析対象とした。対象者の平均年齢は61.0 (SD=12.4) 歳で、男性288 (60.4%) 名、女性189 (39.6%) 名であり、がんと診断されてからの期間は、平均3年7ヶ月で、1年未満が66 (13.9%) 名、1年以上3年未満が184 (38.7%) 名、3年以上5年未満が113 (23.7%) 名、5年以上10年未満が89 (18.7%) 名、10年以上が24 (5.0%) 名であった。  1. 【折り合いをつける力】とストレスとの間には有意な負の相関 (r=-0.21, p<0.01) が見られ、Masteryの理論が唱えるmasteryとストレスは、対語的関係 (antithesis) の状態であるという概念間の関係が支持された。  2. 退院後の期間と、ストレス状態、主観的健康状態との間には有意な相関はみられなかった。【折り合いをつける力】の要素の平均値は、高いものから〔受け入れ〕〔確かさ〕〔拡がり〕〔変更〕の順であり、米国の研究結果と比較すると〔受け入れ〕〔確かさ〕の順位が逆転していたが、総得点はほぼ同じであった。がん体験者の主観的健康状態は、〔身体機能〕や〔体の痛み〕〔社会生活機能〕は比較的高いが、〔全体的健康観〕〔健康状態の変化〕〔日常役割機能〕〔活力〕などが低く、9要素の得点にはばらつきがみられ、バランスがとれていなかった。これらから、がん体験者の特徴として、ストレス状態は退院後の期間に関係なく持続していること、生存期間が延長しても、健康状態の評価は高まるのではなく、潜在的、顕在的に自己のの健康に脆弱感をもち、がんを体験したという現実から逃れられない健康評価をすることが示唆された。【折り合いをつける力】の特徴としては、受け入れることで適応を支えていく力をより獲得すること、〔受け入れ〕のレベルが高くなると〔拡がり〕を得て人間的成長がもたらされていることがわかった。  3. 【折り合いをつける力】と主観的健康は、有意な正の相関 (r=0.21, p<0.01) があった。【折り合いをつける力】、主観的健康、ストレスの3つの概念間の関係においては、ストレスは【折り合いをつける力】と主観的健康の2つの概念と相互に影響し合っていた。【折り合いをつける力】と主観的健康との概念間の関係は見出せなかったが、両者の下位尺度の要素別にみると相互に影響し合っていた。これらの結果から、【折り合いをつける力】と主観的健康はどちらも長期的な適応状態を把握する指標として支持された。  4. 【折り合いをつける力】に影響していた要因は、影響の強い順に、主観的健康 (活力, 日常生活機能, 身体機能) 、受けた治療による障害、がんの部位 (女性生殖器, 造血器) 、宗教・信念、ストレス、教育背景 (大学以上) であった。【折り合いをつける力】の4要素すべてに共通した影響要因は、受けた治療による障害であり、その他、各要素には特徴的な要因が関係していた。〔確かさ〕は、影響の強い順に主観的健康 (全体的健康観, 身体機能, 社会生活機能) 、受けた治療による障害、がんの部位 (呼吸器, 消化器) 、宗教・信念、教育背景 (義務教育) の影響を受けていた。〔変更〕に影響していたのは、主観的健康 (身体機能, 社会生活機能) 、教育背景 (義務教育) 、受けた治療による障害であった。〔受け入れ〕に影響していたのは、ストレス、主観的健康 (身体機能, 健康状態の変化) 、教育背景 (大学以上) 、受けた治療による障害、治療の種類、がんの部位 (造血器) であった。〔拡がり〕に影響していたのは、主観的健康 (活力, 健康状態の変化) 、宗教・信念、退院後の期間、医療者との関係の変化、性別、受けた治療による障害であった。  5. 【折り合いをつける力】、主観的健康、ストレス状態にはそれぞれ特徴的な要因が関係していた。がん体験者の長期的な適応状態の概念枠組みは、上述の結果と、【折り合いをつける力】、主観的健康、ストレス状態、がんの体験と個人の特性の変数間の関係より、妥当性が支持された。 考察  治療終了後のがん体験者は、受けた治療による障害が現在も残存しストレス状態も持続していたが、【折り合いをつける力】を獲得、発揮していることが示唆された。【折り合いをつける力】の特徴として、積極的に状況を変更してがんと共存するというよりも、現状を受け入れて、原因不明のがんという病気や不確かな状況に歩み寄り、馴染んでいくことでよりその力が獲得されるのではないかと考えられた。また、〔確かさ〕〔変更〕〔受け入れ〕〔拡がり〕のどの要素が【折り合いをつける力】に大きく関与しているかは、がん体験者を取り巻く環境と体験者自身の認識によって異なり、【折り合いをつける力】の構造はsurvivorshipのプロセスにおいてダイナミックに変化していくものと考えられた。このがん体験者の【折り合いをつける力】は、がん治療を乗り越え自己の再統合を達成してがんと共に生きる生活への適応を支えていく力であると考えられた。  がん体験者の長期的な適応状態の枠組みをもとに概念間の関係を分析した結果から、治療終了後のがん体験者ががんと共に生活する結果としての適応状態が明らかになった。【折り合いをつける力】と主観的健康の概念間の相関関係や両者の下位尺度の要素が相互に影響していたことから、どちらも長期的な適応の結果であると考えられた。また、ストレス状態、【折り合いをつける力】、主観的健康の影響要因はそれぞれ異なり、【折り合いをつける力】にはがん特有の要因が関わっていた。したがって、がん体験者の長期的な適応状態は複雑な現象であり、一方向では把握できない状態であることが示された。本研究の枠組みは、がん体験者の適応状態を把握する新しい指標として【折り合いをつける力】の概念を組み込んだものであり、この枠組みによってがん体験者の実態や特徴を捉えた長期的な適応を明らかにすることができると考える。 結論  がん体験者の長期的な適応状態の概念枠組みは、survivorshipのプロセスにおける一時点の適応状態を把握、評価するために有用であることがわかった。また、【折り合いをつける力】に着目したがん体験者の長期的な適応を支援するための看護の方向性が示唆された。今後は本研究の結果を基に、がん体験者の【折り合いをつける力】と主観的健康を縦断的に探索することが課題である。さらに、研究を発展させ、がん体験者の長期的な適応を支援する看護援助モデルの構築を目指す必要がある
抄録別表記: Background Because of the progress in cancer care, the number of pemanent stage cancer survivors has steadily increased. Despite their experiences in overcoming cancer therapies, after hospital discharge, survivors continue the journey of their lives, burdened not only by physical stresses but also by psychosocial issues such as fear and anxiety related to cancer recurrence and employment problems. This stage is categorized as the process of "survivorship." During the process, a survivor assumingly gains the ability called "mastery"to readjust the relationship between him/herself and his/her environment, and consequently comes to terms with it. After discharge, however, cancer survivors have decreased their contact with healthcare providers, and the actual conditions of their status are yet to be elucidated. Therefore, I have conducted a descriptive and correlational study, focusing on mastery and aiming to investigate cancer survivors' long-term adaptive states. Objective The purpose of this study is to investigate on the long-term outcome of the discharged cancer survivors. It also aims to clarify "mastery", and describe the adaptation of long-term cancer survivors, their health status, their current adaptive state, and related factors. For this study, I assumed that the long-term adaptation of cancer survivors after discharge is essentially an attempt to make readjustment with the relationship between the survivor him/herself and his/her environmen. This readjustment is influenced by the experience of cancer and its various factors, and the knowledge they will live with cancer or concerns about cancer throughout the rest of their lives. Comceptual Framework This study, as the basis of its conceptual framework, exploits "cancer survivorship" by Mullan et al., (1990) and "Theory of Mastery" by Younger(1991), which includes existentialism and stress theory as its backgrounds. I have thus proposed the conceptual framework for the status of cancer survivors' long-term adaptation, focusing on the concept of mastery. Method 1. Subjects The subjects of this study were the survivors, diagnosed and notified of cancer, who received in-patient treatments (of surgery, chemotherapy, radiotherapy, or any combinations of these treatment). Subjects for the study were 3 months post discharge. In addition, subjects were 20 years or older, had experienced no relapse, and were in outpatient status. A total of 652 cancer survivors, with their consent, were included as the subjects of this study. 2. The Instruments for Measurements The following measures were used to assess the subjects' long-term adaptation. 1) "Japanese Version of Mastery of Stress Instrument for cancer survivors" (Preliminary Research I) including two scales. One was mastery scale with 60 items formed by the subscales of certainty, change, acceptance, and growth; the other was stress scale with 29 items. This is based on Mastery of Stress Instrument (MSI), developed by Younger (1993), which has dequate psychometric properties. The reliabilities of Japanese scales were evaluated, calculating Cronbach' s α and the correlations between the items and the scales; the validities were. Evaluated in terms of their content validity, construct validity, and face validity (Preliminary Research II). 2)Japanese Medical Outcome Study (MOS) Short-Form 36 translated by Fukuhara (1998). The scale was developed by Ware, et, al. (1990), which has adequate psychometric properties. 3) A scale evaluating the subjects' comprehension of their cancer experience and personal factors. The scale was developed by this researcher and was based on the related literature review. 3. Data Collection As for the data collection, I contacted specialized cancer-treatment hospitals and equivalent general hospitals requested collaboration. Five facilities granted me approval to conduct the study at their outpatient clinics. The research collaborators handed the questionnaires to the cancer survivors. The questionnaires were then collected through mails. 4. Data Analyses I have conducted the data analyses by using SPSS statistical package software. The analyses included an examination of descriptive statistics and distribution, and an investigation of the reliability and validity of mastery and stress scale. Subsequently, based on the framework of conceptualizing the status of long-term adaptation, I have conducted a study on the relationship between the concepts and factors involved, using such techniques as correlation analysis, t-test, one-way layout ANOVA and multiple regression analysis. Result The study subjects, who returned the questionnaires by mail, numbered 511(78.4%). Among them, the data of 477 subjects (73.2%), who answered over 75% of all scales, were considered to be valid response, and thus they were subjected to the analyses. The mean age of the respondents was 61.0 (SD=12.4) years old, and 288 (60.4%) of them were males and 189 (39.6%), females. The elapse of time since the cancer diagnosis averaged 3 years and 7 months, and 66 (13.9%) of the subjects had not yet passed 1 year from the diagnosis, 184 (38.7%) of them had spent 1 year to less than 3 years, 113 of them (23.7%) had 3 years to less than 5 years, 89 (18.7%) had 5 years to less then 10 years, and 24 (5.0%) had over 10 years or more. 1. There was a significant negative correlation between mastery and stress (r=-0.21, p<0.01). This result supponed the theory of mastery, which proposes that the relationship between mastery and stress is antithetic. 2. No significant correlation can be traced between the lengths of time since the discharge and stress or health status. The average values for the factors of mastery were, in order of their magnitude, acceptance, certainty, growth, and change. Acceptance and certainty were in a reverse order with those in the previous studies conducted in the U. S.; however, the total score for the mastery essentially stayed the same. Cancer survivors gave relatively fair evaluations on health status such as physical functioning, bodily pain, and social functioning. However, the scores were varied in 9 items such as general health perception, the changes in health conditions, role-physical and vitality, all of which were not well balanced. Accordingly, the following characteristics of cancer survivors were suggested: the stressful condition continued regardless of the time length elapsed flom their discharge. Survivors' evaluations of health status had not improved despite heire extended survival time. They both unconsciously and explicitly described that they perceived fragility in their health, and they gave health evaluations that could not be freed from the experience of cancer. As for the characteristics of their mastery, they were acquiring more capacity for mastery by acceptance, and with the higher level of acceptance, they had achieved growth and development as human beings. 3. Mastery and health status had significant positive correlation (r=0.21, p<0.01). Within the relationships between three concepts--mastery, health status, and stress--stress gave mutual influence to the two concepts, mastery and health status. No correlation was found between mastery and health status, but when the items of both subscales were examined; they were influencing each other. Therefore, these findings support both mastery and health status as the indices to grasp the long-term status of adaptation. 4. The factors that influenced mastery, in order of the strength of their influence, were health status (vitality, role-physical, physical functioning), the disability caused by the treatment received, the site of cancer (female reproductive and hemocytopoietic organ), their religion and beliefs, stress, and their educational background (college education or higher). Disability caused by the treatment received was a factor that influenced all 4 items of mastery. Items had characteristic influencing factors. For example, factors influencing certainty, in order of the strength of their influence, were: health status (general health perception, physical functioning, and social functioning), the disability from the treatment received, the site of cancer (lung and gastrointestinal organ), their religion and beliefs, and their educational background (compulsory education). Factors influencing change included, health status (physical functioning and social functioning), their educational background (compulsory education), and the disability caused by the treatment received. As for acceptance, influencing factors were stress, health status (physical functioning and change in health status), their educational background (college education or higher), the disability caused by the treatment received, the types of treatment, and the site of cancer (hemocytopoietic organ). As for growth, influencing factors were health status (vitality and change in health status), their religion and belief, the length of the time elapsed from discharge, the change in relationship with healthcare professional, their sex, and the disability caused by the treatment received. 5. Distinctively characteristic factors were respectively involved in mastery, health status, and stress. The conceptual framework for cancer survivors' long-term adaptation was validly supported by the results described above, and by the relationship between the variables of mastery, health status, stress status, cancer experience, and individual characteristics. Discussiom The results of this research suggest that cancer survivors have attained mastery, bringing it into full play despite the remaining disability caused by the treatment received and the continual state of stress. Instead of actively changing the situation and living with cancer, the survivors seem to have achieved mastery by accepting their current status, have made some concessions, and have familiarized themselves with the unknown causes of the disease and their own uncertain situations. Based on the framework of the cancer survivors' status of long-term adaptation, I have analyzed the relations between the concepts. As a result, the survivors' status of adaptation after their discharge, which means the outcome of living with cancer, is clarified. From the weak correlation between the concepts of mastery and health status and the mutual influence of the factors, both mastery and health status are considered to be the results of long-term adaptation. In addition, the influencing factors on stress status, mastery, and health status show distinctive differences; the characteristic factor of cancer was involved in mastery. Therefore, the long-term adaptation of cancer survivors reveals its complexity, and the study has shown that a single indicator alone cannot describe the status. This study, as its framework, has incorporated the concept of mastery as a novel index to detect the adaptive state of cancer survivors. In addition, this inclusion enables the framework of the present study to elucidate the long-term adaptation of cancer survivors by realizing their actual status and characteristics. Conclusion This study has verified that the conceptual framework for the long-term adaptive status of cancer suvivors is useful to assess and to evaluate the adaptive status of survivors at a certain period after their discharge. Additionally, the results suggest the direction of nursing in terms of supporting the long-term adaptation of cancer survivors after their discharge. Future investigation for professional nurses should include longitudinal study of mastery and health status and deepening understanding of survivorship. Furthermore, based on the results from this study, a model of nursing care should be developed from the research to assist the long-term adaptation of cancer survivors.
公表先: 藤田佐和. 日本語版がん体験者のMastery of Stress Instrumentの開発過程. 高知女子大学紀要看護学部編. 50:27-43.(2001)
藤田佐和. 外来通院しているがん体験者のストレスと折り合いをつける力. 高知女子大学看護学会誌. 26(2):1-12.(2001)
注記: 聖路加看護大学大学院看護学研究科博士後期課程
学位分野: 博士(看護学)
リンクURL: http://hdl.handle.net/10285/1271
出現コレクション:2-3-b:博士論文(要旨あり)

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